【レビュー】ペルソナ5スクランブル ザ ファントム ストライカーズ【評価、感想】

ペルソナ5正式続編ペルソナ5スクランブル ザ ファントム ストライカーズをプレイしたので取り急ぎのレビュー、評価、感想です。

 

 

    

ペルソナ5正式続編ペルソナ5スクランブル ザ ファントム ストライカーズ【レビュー、評価、感想】

先日体験版が配信開始され体験版をプレイしてレビューしましたが、今回は製品版のプレイレポです。

 

※アトラス公式が本作のゲーム後半部のネタバレ禁止シェア禁止をお願いしていますので、ネタバレ無しのレビューになります。

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体験版レビューはこちらから、各ハード別レビューしてます。

www.ryoossan.com

 

ストーリー

主人公が東京を去って約半年後の夏休み、「心の怪盗団」の面々は久々に純喫茶「ルブラン」に集まる。

夏休みを利用してキャンプや旅行を楽しもうと計画を立てていた彼らだが、その最中、見知らぬ異世界「ジェイル」に迷い込む。 そこでは、ジェイルの支配者たる「王(キング)」の命令で、シャドウの群れが迷い込んだ人間の願いを奪っていた。 時を同じくして、日本各地で謎の怪事件「改心事件」が発生。警察は、1年半前から半年前にかけて起きた心の怪盗団による悪人達の改心騒動との類似性から、怪盗団が関係している疑いが強いと判断し、怪盗団を極秘裏に追跡開始する。

「ジェイル」は、嘗て心の怪盗団が目にした歪んだ欲望の世界「パレス」と関係があるのか。そして、「改心事件」の黒幕は何者なのか。心の怪盗団は、潔白を証明すべく、再び怪盗服を身に纏い、新たな仲間を加える。キャンピングカーで日本各地を駆け回り、行き着く先で歪んだ大人の醜悪な欲望を奪って世直ししつつ、警察の目をかいくぐり、事件の解決に動き出す。

 

www.youtube.com

 

初のアクションRPGとしてのペルソナの試み


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注意点

まず大前提で言わせて貰いますが前作ペルソナ5かペルソナ5Rプレイ推奨です。

ストーリーが前作から約半年後の夏休みが舞台です。完全に続編としての位置付けですので前作をプレイしていないとわからない点が多々出てくると思われます。


今作ペルソナ5スクランブル ザ ファントム ストライカーズは無双シリーズでお馴染みのコーエーテクモオメガフォースとアトラスとの共同開発になります。

その事から発表当初からペルソナ無双として呼ばれてきました。

よって無双シリーズのアクションとしてのノウハウを取り入れながらのペルソナとしての新作という事前の印象が強く感じます。

 

しかしながら実際にプレイしてみるとその無双としての印象はガラリと変わります。

 

とにかくペルソナとしてのアクションRPG

無双というイメージよりアクションRPGとしてペルソナとしてのゲーム性の方が確実に強いです。それがタイトルに無双をつけたり、メーカー等が無双と言うワードを一切使わなかった理由かもしれません。

バトルもペルソナの様にシンボルアカウントに当たる事でバトルパートに突入します。無双のように常に敵がワラワラいるのではなく、あくまでペルソナのアクションRPGという所を貫いてきます。

 

POINT
  • 無双よりもかなりペルソナよりのアクションRPG
  • 前作の完全続編なので前作のプレイを推奨

 

無双シリーズ未経験者やアクションが苦手な人でも大丈夫な親切安心設定


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アクションRPG?無双系?というイメージが強い今作ですが、キチンとアクションが苦手な人等でも楽しみやすいようにゲーム設定がされています。

 

難易度も任意で選択出来ますし、要所要所で最初はチュートリアルが表示されます。勿論後からチュートリアルを見直す事も可能です。

 

ペルソナ好きだけど、無双はちょっと…みたいな人や、アクションは苦手だし…といった人でも十分に楽しめると思います。

 

POINT
  • 難易度が任意で選択できる
  • チュートリアルでわかりやすい
  • 無双やアクションが苦手でもペルソナ5の続編としてのストーリーを十分楽しめる

   

あくまでペルソナらしさを追求したペルソナライクなゲーム

冒頭でも言いましたがあくまでペルソナです。

ペルソナらしさを残しつつアクションRPGとして成立させたゲームといえます。


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敵の弱点を突いた総攻撃やバトンタッチ、属性等のペルソナの定番要素やペルソナ合体やレベルアップ等の要素も受け継いでいます。


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無双よりペルソナのアクションRPGと何回も言ってきましたが、無双の要素が無いわけではありません。

ボス戦やハッキングバトル等無双のノウハウを生かしたアクションバトルも健在します。

 

ペルソナといえばスタイリッシュな音楽も人気の一つですが、今作も勿論歴代のペルソナミュージックに引けを取らない最高にスタイリッシュでオシャレな音楽になっていると思います。

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初回特典DLCで歴代バトルBGMに変更出来るところもペルソナファンからしたら嬉しいところです。

 

無双とペルソナの良いとこどり。

と言った言葉がピッタリのゲームかもわかりませんね。

 

POINT
  • ペルソナらしさを残したアクションRPGだが無双なアクション要素も健在
  • スタイリッシュなペルソナミュージックも健在
  • 無双とペルソナの良いとこどり

 

   

敢えて言う不満点

最高にペルソナで好印象な今作ですが、不満点が無い訳ではありません。

個人的にプレイして思った不満点は、

  • バトル中画面がわかりづらい
  • マップ、エリアがわかりにくい
  • 自由行動がない

アクションで無双系なのである程度仕方ないのかも知れませんがバトル中混雑してくると画面がすごくわかりにくいです。

 

マップやエリアも同じような背景が多くわかりにくく結構迷います。

 

ペルソナ的な自由行動がほぼありません。これは賛否両論でしょうが、時限要素がありません。なのでパレス(今作はジュエル)から帰還しても日数が経つという時限要素がなくデメリットがありません。回復する為に帰還しまくる事になります。(帰還すれば完全回復する為)それが良いと言う人もいるでしょうし賛否両論ですが、帰還しまくるのは個人的には危機感が全く無い攻略だなと感じました。

 

ペルソナ好きなら間違いなく満足の作品


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とにかくペルソナ好きなら間違いなく満足です。

ペルソナ5の正統続編と言うだけでプレイする価値は存分にありますから、是非とも購入を考えている方やこれからペルソナに興味を持った人はペルソナ沼にハマりましょう。

 

ペルソナ作品が発売してきたジャンルは今まで

と発売されてきたわけとなるのですが、今後の動きにまた期待できますね。個人的にはペルソナ3のリメイクをめちゃくちゃ期待しているわけですが…

 

とにかく今後のペルソナも要チェックです。

 

ペルソナ5スクランブル ザ ファントム ストライカーズ

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発売日 2020年2月20日

希望小売価格  通常版 8800円(税別)  限定版 13800円(税別)

プラットフォーム プレイステーション4、Nintendo Switch