市長や知事各会トップがビジネスイクメン、ビジネス育休を取得する世の中に違和感

男性の育児参加やイクメンなど騒がれる昨今

自分は違和感を感じたのでこうしたビジネス育休が無くなって欲しいと感じた事を綴りたい。

 

   

 

愛知県西尾市の市長が夕方6時からの公務を控え、2ヵ月間の「夜だけ育休」をする。

f:id:ryo-ossan:20191112115114j:image

自治体の首長などの特別職には、育児休業に関する規定が原則なく、独自の条例を定める自治体もある。夕方以降を継続的な休暇とみなし、実質的な「育休」とする。

 2017年に初当選した中村市長は、9月6日に次男が生まれた。2歳半の長男もいるため、夕方以降は子どもたちの食事や入浴の世話などで忙しくなる。11、12月は地元のイベントや懇親会などに公務で出席することも多く、特に12月は毎週のように忘年会の誘いもある。

うーんと。

もう何から話していいか、わからない。

夕方からの公務を控えるって夕方からの公務とは地方のイベント、懇親会、酒席が主らしいので、まぁこの自称育休中2ヵ月はそういった公務を原則行わないらしいんだが…

それ育休か?

要はトップがこうした育児アピールをするのが目的といったところなんだろうが、逆効果じゃないか?と個人的には思う。

夕方からの直帰で育休なんて普通に考えたら育休なわけがない。

仕事して夕方育児でイクメンとでも言いたげな感じだが、まぁその夕方育児してます。育休取得しました。がもう市長からしたら公務なのだよなぁと思ってもしまう。

 

www.ryoossan.com

 

市長や知事各会トップがビジネスイクメン、ビジネス育休を取得する世の中に違和感

f:id:ryo-ossan:20191113185302j:image

今までに市長や知事が育休を取得とかよく行っているがだいたい3日とかだ。

市長、知事や各会トップになると昔から言われるのがプライベート、家庭を犠牲にしてでも働けという意味がわからない認識。

確かにそれだけ収入もあるだろうし、仕方ないのかもしれない。家庭もあったら育児してる暇もないだろう。休みもあって無いようなものだろうし、そんな中ビジネス育休だろうが3日育児休暇を取得する事は確かに昔に比べたらすごい事なのかもしれない。

ただ、僕が言いたいのはそれを一般の会社員と一緒にすんなやって話

 

3日で育児休暇なわけがないだろ??

 

それは知事、市長や多忙な人がするからアピールにもなるし、率先して男性育児休暇を取得してます。っていう形だけのものだ。

実際3日なんて育休じゃない。どこぞかの知事が出産予定日がわかるから事前に準備して育休(3日)を取得でき…とか言っていたが、出産予定日は予定日でどうなるかわからないし、3日ならまだ退院してないだろ?ってツッコミそうになった。

いわゆるこの人達にとっての育児休暇はビジネス育休であり、ビジネスイクメンなのだ。

それは仕方ない事だとも思うけれど、それを何度も言うが一般の会社員などに当てはめるなよ。って事だ。

 

理想の育児休暇とは

f:id:ryo-ossan:20191113113320j:plain

  • 女性が取得するように、男性も取得できる。
  • 夕方だけや数日といったなんちゃって育休ではない事
  • 取得した男性は当たり前だがパートナーと協力して育児をする事
  • 今しかない喜びをキチンと受け止める事

男性育児休暇の取得は年々上昇傾向にあるが、実際は3日などのなんちゃって育休だ。

これから今より良くはなっていくと信じているが、なかなか難しいのが現状だ。

ただ自分の子供が赤ちゃんの期間は思っているより短い。一生に一回しかないその期間を逃すのは余りにも勿体ないし悲しいと感じる。

勿論金銭面の関係もあるし、各家庭事情は様々なので男性育児休暇も女性育児休暇も取得は自由であるのは間違いない。

今後育児を控えている方や育児休暇を取得しようとしている人の参考になれば幸いです。